寿次郎は、秋田の南端、湯沢市川連町にある川連漆器の工房です。
明治元年の創業から150年以上、いつの時代も不易流行のうつわをつくってきました。
ものづくりに正直でありたいという思いから、原材料には自然由来の天然素材だけを用い、すべての工程を今も手作業で行っています。



ふだんづかいに適した寿次郎のうつわは、どんな料理にも合わせやすい実用性と世代を超えて長く使える堅牢さを備えています。
天然木のうつわは軽くて保温性があり、口あたりも手ざわりもやさしくなめらか。
使うほどに色ツヤが増していくので、暮らしのなかで、使いながら育てていただけるとうれしいです。
沿革
寿次郎
1868年(明治元年)、漆器店を営んでいた佐藤寿次郎が、秋田県雄勝郡稲川町(現・川連町)で「寿次郎漆工芸」を創業。
寿次郎の没後は、妻・レイが事業を引き継ぎ、数名の職人を抱えながら、製造から行商まで一手に担いました。
その後、1969年頃より息子の佐藤幸一が工房に入り、川連塗の技を継承。2000年には、幸一の子・佐藤史幸が輪島塗の学校を修了し、秋田へ帰郷。父・幸一から川連漆器の技を学び、家業に加わりました。
製造から販売まで一貫して携わり、各地の展示会にも多数出展。使い手の声に耳を傾けながら、職人でもなく作家でもなく、ただの「つくり手」と自らを定め、不易流行のものづくりを行っています。
近年は、地元産漆の植樹や塗りにまつわる原材料の研究など、これからの川連漆器についてを日々探究しながら、その魅力を伝えています。
作り手
佐藤 幸一/Sato Koichi

厚生労働大臣認定一級技能士
1950年、秋田川連町生まれ。高校卒業後、家業に入り自宅に来ていた職人・藤田勝夫に師事し、塗りの技を磨く。1975年、寿次郎を継承。以後、専門家やデザイナーとの出会いを通じて、伝統に革新的なデザインを融合させた漆器づくりに挑み販路を拡大。2007年には、宮内省へ秋田県工芸品の御献上作品に選抜される。
佐藤 史幸/Sato Fumiyuki

伝統工芸士
1975年、秋田川連町生まれ。石川県立輪島漆芸技術研修所修了。2000年に秋田に帰郷し、父・幸一に師事。うつわを製作する傍ら、各地の展示会に出展し、暮らしにおける漆器のあり方を模索。近年は、下地材に秋田の珪藻土を取り入れた本堅地仕上げを開発し、地元湯沢産の漆を用いた漆器づくりに取り組むなど、伝統を大切にしながら、これからの川連漆器について探究している。
工房概要
| 工房名 | 秋田・川連塗 寿次郎 |
| 代表者 | 佐藤幸一 |
| 所在地 | 〒012-0105 秋田県湯沢市川連町 字大舘下山王119-3 |
| 連絡先 | TEL:0183-42-3576 FAX:0183-42-4616 |
| Web | https://jujiro.jp |
| info@jujiro.jp | |
| 事業内容 | 川連漆器製造・販売 |
| 従業員数 | 3名 |
| 商品取扱先 | 全国百貨店および 展示会に出展 |

