2019年9月21日22日、パリ郊外にある藤田嗣治のMaison Atlier Foujitaにて、 国指定伝統的工芸品の、大館曲げわっぱ・秋田杉桶樽・樺細工・そして川連漆器も展示をさせて頂きました。  
Foujitaは自分の描いた【秋田の行事】を収めるための美術館について深く考え構想を練っていました。 設計図も発見されたのですが戦争のため実現されず。  
フジタの構想した美術館が秋田に建築されていたら今頃、小さなパリみたいなアート都市になっていたかもしれません。  
漆器のお弁当箱は、藤田が生前に奥様の君代さんに送ったもので、大切に保管されていました。  
そのお弁当箱を囲むように、秋田・川連塗 寿次郎の漆器を展示して頂いております。 (秋田県湯沢市産の漆だけで塗り仕上げたお椀2種類とお箸、一合片口、きのこ盃、2段弁当箱…)  
アーティザナ、そしてアーティストでもある藤田の家に行くと沢山の手作りしたお椀やお皿などがあります。 そんな関係からアトリエの方も、フランスで秋田の工芸品を、紹介出来嬉しいと仰ってくださり、 ご好評につき11月中頃までの会期延長と成りそうです。  
オーガナイザーした、今井その子さんよりの写真をお借りいたしました。  
フランスに行く機会の有ります方は是非、藤田嗣治のMaison Atlier Foujitaに足を運んで見て下さい。